姪っ子の結婚式で、ディズニーリゾートに出掛けました。
JR舞浜駅から窓をミッキーマウスにかたどったモノレールに乗ってホテルへ。このモノレールはれっきとした私鉄だからパスモが使えます。海辺の駅に到着すると窓をミッキーにかたどったホテルの送迎バスが待っていました。出迎えるホテルマンたちの衣裳はおとぎの国ふう・・・
舞浜駅を降りるとそこからすべてが夢の国なのですが、どうも私には馴染みません。ゴムタイヤのモノレールの振動が気になり、乗り心地はいまいち。バスは三丁目の夕日時代のように鈍重。都バスのほうが快適。ホテルマンたちはギクシャクして働きづらそう。洗面所の蛇口は、レバーを下げると水が出る方式。物が落ちてきたら水が出っぱなしになるので、今やレバーを上にあげると水が出る方式です。ずいぶん前の建物ですね。夢の国もコスト・カットで大変なのでしょう。それを客に感じさせるとは、夢の国も興醒めです。でも、姪っ子は目いっぱい幸せそうでした。 (写真上はホテルから東京港方面)
南会津に行ったのはそれから一週間後。
中学同級生7名。うち2名は福島在住、1名は実家が福島、あと1名はかみさんが福島出身。昔懐かしい話で花が咲きました。楽しい時間を過ごそうというので、震災の話は避けていました。でも、地震で木賊(とくさ)温泉は温度が下がったとか、枯れた宿もあるとか、話が出ます。逆に湯が湧いた話はなかったな。
そして私が東京ディズニーへ行った話をしたとたん、福島在住の彼女が、 「(知人が)家族連れでディズニーランドへ行ったのよね、クルマで。そしたら駐車場にとめている間に落書きされて、“放射能を持ってくるな!”って。それも油性インクで。福島ナンバーのクルマをだからかしら。洗車しても落ちないのよ」 とみるみる泣き顔になってしまいました。
ひどい話だし、さびしい話です。
(写真中・下は南会津の風景)
------------------------------------------------- このページは当社ソフト「四方山」で作成(No.7参照)
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