あこう・47 →赤穂の四十七人 →赤穂浪士です
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極月十四日(12月14日)に討入りです。満月の前の夜(待宵)だし、積った雪も明るく、うってつけの夜だったのでしょう。極月十四日は新暦にすると、あす1月7日(今年は)です。
写真:討入り現場の本所吉良邸跡
吉良邸の隣の隣の隣町あたりで生れましたので、忠臣蔵のAKO・47は英雄で、吉良は悪役なのだ、と育てられました。年末はどこの映画館も忠臣蔵でした。
山形の米沢藩主は吉良氏の養子なので、米沢にしてみればAKO・47は敵になります。討入りのあと米沢藩士の攻撃に構えながら泉岳寺に引揚げたそうです。米沢出身の友人は、忠臣蔵の映画など見たことないと言います。私とは逆に忠臣蔵はご法度なのですね。米沢では子どもに忠臣蔵を教えないのですね。
そうそう、愛知県は三河の親戚を訪ねたとき、吉良の領地の吉良町を通りました。ここが、悪役吉良の本拠か、と眺めていると「仁吉の里」と看板がいっぱい(吉良の仁吉は清水の次郎長の子分)。ここも、忠臣蔵は話題にしたくないのだなぁ。
元禄から300年も経ていても、遺恨も悪役感も残っているのですねぇ。AKO・47を忠臣と祀り上げたから余計ですね。
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