待機電力 他にも待機電力がけっこうな電力を使うことが紹介されていました。冬は使っていないエアコンもコンセントを差したままだとけっこうな待機電力を使っているそうです。そうそうテレビの通販でスイッチ付きのコンセントを売っていましたね。こまめにスイッチを切って待機電力を節約しようというのです。お財布に優しいばかりか環境対策になる。 当社では設立当初からパソコンの電源はすべてスイッチ付きのコンセントを使っています。通販お勧めの差込口に一つずつスイッチがついているタイプではなく、すべての差込口の電源を一括してオン/オフするスイッチが付いたタイプです。理由は、電気が通っているとパソコンにしろモニタにしろその他の機器にしろ発熱から火災になりはしないかと・・・借事務所ですから。実際、煙をふいてモニタが壊れたことがあります。幸い発火には至りませんでしたが(※2)。 ウィンドウズの場合、画面左下のスタートボタンからウインドウズの終了をクリックすると、ウィンドウズを終了して、正常なら電源が切れます。が、モニタは切れていません。このままではなにも映していないモニタはつけっぱなし状態。かつてのパソコンは本体に電源の差込口があって、そこにモニタの電源を差しておけば本体と一緒にモニタの電源も切れたり入ったりしたのに、最近はぜんぜん見かけません。え? パソコンが切れるとモニタも電気を使わない状態になる? そうですね、技術はすすんでいます。でもそれが待機電力でしょうね。スイッチを切らないと冷蔵庫やエアコンの省電力分がすっとんじゃいません? 当社のパソコンのある一台は、モニタのほか、スピーカー、スキャナ、専用プリンタ、USBハブ、外付けのハード・ディスク、ZIPディスク、MOディスク、CD−ROMライターと計10個もの機器がついています。それら機器のうち、電源を後から入れたのではウィンドウズが承知してくれない機器もあるし、電源スイッチのついてない機器もあります。ですからパソコンをつけるときは10個の電源を確認してからパソコンのスイッチ・オン。パソコンをとめるときはその逆。ですから一括スイッチ付きコンセントを使っています。 というわけで、退社したあと電気が入っているのは電話機とファクシミリ機、それと冷蔵庫ぐらいですかね。パソコン関係の待機電力はありません。「チーム・マイナスn℃」を標榜している『環境省』でもそうしているでしょう、きっと。 「メールができない、インターネットもつながらない」とあるお客様からSOS。押っ取り刀で駆けつけ、やおら2台のパソコンを終了させてコンセントから抜き、モデムとハブもコンセントから抜きました。ゆっくりお茶をいただいてから、コンセントをつなぎなおしてパソコンのスイッチオン。それだけでメールもインターネットも回復しました。「電気を入れっぱなしだと、記憶が混乱しちゃうんでしょう」とわけのわからない私の説明で、お客様はスイッチ付きコンセントを導入。以後SOSはありません。 モニタや機器類ばかりでなく、パソコン本体もコンセントにつなげていれば待機電力を使っているでしょうね。今度調べてみよう(※3)。
|