工作所発
うぃんど〜ず注意報 第1報
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2000年問題

 もういくつ寝ると2000年、という状況になって来ました。7の月の大魔王も気になるのですが、コンピュータの「2000年問題」もおおいに話題になっています。パソコンでは2000年問題はあるのか? 探ってみましょう。 まず、2000年問題とはどんなことなのか、当社の近くの信用組合さんの「組合ニュース」という小冊子に簡潔な説明があります。
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 この記事で言っている「コンピューターの判断」は、正確には「コンピューターに組み込んだプログラムが下す判断」です。「コンピューターに組み込んだソフトウェアの判断」といってもいいでしょう。 では、「コンピューター」のひとつである「パソコン」のソフトウェアはどうでしょう。Microsoft Access97 を解説した拙著に次のように書きました。
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 日付を通算日で記録して、画面に表示するときや、プリンタで印刷するときに日付の表現に直しているわけです。表現の仕方を和暦に設定すれば、35765日目と記憶したデータはH09/12/01=@ と表示されます。この方式なら、信用組合さんのニュースのような2000年問題はおきないのです。日付を基準日からの日数で記録する方法に最初に出会ったのは、Dos版のLotus123でした。現在ではLotus123はもちろんですが、AccessもExcelもこの方法です。ただし、それぞれのソフトウェアで基準日が違っているようです。当社では、Windows用のソフトウェアを多く製作していますが、日付はすべて通算日方式を用いていますので、「2000年になっても問題は無い!」と安心しきっていたのです....

 
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